低身長症①で、低身長には❝病気によって引き起こされる低身長症❞ と ❝個性としての低身長症❞があるようですとお伝えしました‼️ お子さんがそのどちらに当てはまるのか、それを検査していく必要があります🌟
【検査】
①一次検査(スクリーニング検査)
ⅰ血液検査・尿検査
血液・尿検査によって、貧血や肝臓病や腎臓病、糖尿病などの病気がないかを調べることができます(栄養吸収を阻害し、低身長につながっている可能性がある)。
また、朝一番の尿に含まれる「成長ホルモン」の量を計ることで、睡眠中に十分な量の成長ホルモンが分泌されているかを調べたり、血液検査をすることで、骨を伸ばす「ソマトメジン C 」や「甲状腺刺激ホルモン」「甲状腺ホルモン」「性腺刺激ホルモン」など、成長に影響を与えるホルモンの量を調べたりすることができます。
ⅱレントゲン検査
手のレントゲン検査を行うことで、骨の発育程度(骨の成熟度)を同性・同年齢の子どもと比較することができます。 ホルモンの分泌異常による低身長の場合は、骨の成熟度が実際の年齢に比べて、著しく遅れているケースがよくあります。
また、子供の骨の場合は、レントゲン写真を撮影したときに、骨の端のほうに『骨端線』という隙間が確認できます。 隙間があるということは、成長段階であり、これからまだ身長が伸びることを示しています。次女は、骨の成熟度、骨端線ともに年相応で異常なしとの診断でした。
(この骨端線が閉じていて隙間が確認できない場合は、すでに大人の骨になっているということなので、これ以上身長が伸びることはありません。)
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初診の際の検査結果で、何らかの病気の疑いがあった場合は、必要に応じて、さらに詳しく調べるために、『成長ホルモン分泌刺激試験』や『全身のレントゲン検査』『染色体検査』『頭部 MRI 検査』を行います。
②二次検査
ⅰ成長ホルモン分泌刺激試験(負荷試験)
一次検査で成長ホルモン分泌不全の疑いがある場合に行います。
※成長ホルモンは脳下垂体から出るホルモンで、律動的分泌といって血液中の濃度が高くなったり低くなったりするので、1回の採血では十分に出ているのかどうか判定することができません。そのため、成長ホルモンの分泌を促す薬を体内に入れて、その反応をみる検査をします。 採血は全部で5回、薬を入れる前、入れた後30分、60分、90分、120分で、検査は2時間程かかります。5回検査した中で、最も高い値(頂値)が6ng/mlを超えていると正常に分泌されていると判断されます。
ⅱ全身のレントゲン検査
低身長の原因が骨の病気にあると考えられる場合は、全身のレントゲン写真を撮ることがあります。
ⅲ染色体検査
低身長の原因が「染色体異常」にあると考えられる場合に行う検査です。女児の場合、ターナー症候群が疑われる場合、検査を行うことがあります。
ⅳ頭部MRI検査
頭部 MRI 検査をすることで、成長ホルモンを分泌する脳の脳下垂体や、その周辺に異常がないかどうかを調べることができます。